ゆとりが仕事を辞める決心をした6月に読んだ本5冊
こんにちは。
ぽんこつボーイです。
今回ははてなブログの今週のお題が「わたしの本棚」ということなのでゆとりの本棚を少しだけご紹介したいと思います!!
題名にある通り今回ご紹介する本は、会社を辞める決意をした、先月の6月に僕が読んだ本です。普段小説などはあまり読まない方なので、いわゆるビジネス書と言われる本に偏っております。
先月読んだ本は「仕事を辞める」という観点から読んだ本がほとんどでした。新しく買った本もあれば、再読した本もあります。ただどの本もゆとりに優しいものすごく読み進めやすい本になっています。(笑)1回読んだら著者の世界に入り込んで一気に読み上げてしまう。そんな5冊を紹介したいと思います。
悩みどころと逃げどころ
こちらは、社会派ブロガーちきりんさんとプロ格闘ゲーマー梅原さんの対談形式の本になっています。高学歴と低学歴という相反する環境を過ごしてきた2人が日本の教育やこれから生き方、人生について、お互いがそれぞれ妥協することなく、突き詰めて対談を繰り広げていきます。2人の繰り広げる世界にまんまとのめり込んでしまい、1日で読み終えてしまった作品です。
もともとちきりんさんの書く本が好きで、今までのちきりんさんの本は恐らく全て読んでるんじゃないかなー。彼女の無理に頑張る必要はない。したくないことは極力しなくてもいい。好きなことだけやっちゃおうよ!という脱力的な生き方に魅力を感じて、どんどん引き込まれていきました。
そして先月の6月に新著として「悩みどころと逃げどころ」が発売され、 速攻で買ったのですが、今回は自分が共感しているちきりんさんの考え方とは反対の考え方を持つ、梅原さんとの対談本なので、自分がいいな!と思っているちきりんさんの考え方対して梅原さんが「ちょっと待って。もう一回よく考えてみて」と一度立ち止めてくれます。
どうしてもビジネス書って書いてあることに対して、自分の頭で考えることなくこの著者すげー!!って感銘を受けやすいですよね。自分に足りていないものを持っている人への憧れというか。一種の洗脳にかかっているような感じ。ただ今回は対談形式ということでお互いが「ちょっと待った」というストップをかけてくれることで読者としても一緒に考えながら、読み進めていける、読者参加型の新しい感覚を持つことができた1冊でした。
未来の働き方を考えよう
こちらも先ほど紹介したちきりんさんの著書です。この本は購入したのが昨年で、仕事を辞める決意をした今回改めて読んでみました。
「悩みどころと逃げどころ」のところでもお話ししたのですが、ちきりんさんはとにかく自分のやりたいことをやろう!と唱え、実行している人物です。この本も自分の人生を豊かにしていくための働き方って?という視点から話を展開しています。たった一度の人生を仕事のみに捧げていくことは、本当に臨んでいることなのかどうか。一度立ち止まり、自分の人生を考え直す。そんな現代を忙しく生きる社会人達に訴えかけてくるような1冊となっています。
勝ち続ける意志力
こちらも1冊目で紹介した「悩みどころと逃げどころ」の著者である梅原さんの1冊。ここまでは完全にちきりんさんと梅原さんのPRブログになってしまってる(笑)
日本で初のプロゲーマーとなった梅原さんのこれまでの人生が詰まった1冊です。学歴もなく、ゲーム以外に誇れることもなかった著者が「ゲーム」に人生をかけて本当にいいのか、なにか他にやるべきことがあるんじゃないかと葛藤しながら生きていきます。 一つのことをやり続けることへの覚悟、大変さ、そしてコツ。並大抵の努力で勝ち得たプロゲーマーという称号ではないということ。梅原さんのような考え方、そして行動力が伴えば、どんなことに挑戦してもスペシャリストになれるんじゃないでしょうか?私には夢があって、なにがなんでもそれを実現したい!と思っている人にはものすごくオススメの1冊です。
「しないこと」リストのすすめ
(041)「しないこと」リストのすすめ: 人生を豊かにする引き算の発想 (ポプラ新書)
- 作者: 辻信一
- 出版社/メーカー: ポプラ社
- 発売日: 2014/09/01
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (1件) を見る
「すること」が無限大に増えていく現代、それって本当にしなきゃいけないことなの?と「しないこと」リストを推奨する1冊です。
現代の日本人は毎日毎日「忙しい」「時間がない」と過ごしていますが、やっと空いた時間ができたとしても、今度はその空いている時間になにか予定を入れなくては…と時間が空いていることへの不安を抱いてしまう「すき間症候群」といわれる人たちが増加しています。
自らが本来望んでいたはずのゆっくりとした時間を手にした途端にすぐに手放してしまう。そんな現代の忙しく時間を過ごしている日本人が時間と仲直りするための方法として「しないこと」リストが登場します。「しないこと」リストと聞くと大抵のビジネスマンは一つの作業をする時に出てくる無駄を省く、という意味合いで捉えがちです。そして無駄を省いて余った時間を他の「すること」の時間に当てていく。これでは「しないこと」が増えるたびに「すること」が増えてしまいます。
そうではなく、自分の人生を生きるための本当の「しないこと」リストを作ることで自分の豊かな時間を増やす方法とその大切さ教えてくれる1冊です。
減速して自由に生きる
サラリーマンの苦悩からうつ病寸前に至って30歳で退職し、旅とフリーター生活を経て、34歳で自らが営むオーガニックバーを開業し、充実したミニマムライフを謳歌している著者の1冊。
仕事を辞めてからの時間の使い方、そしてこれからの人生への考え方一つ一つに著者らしさが出ており、決して周りの人間に流されることのないスタンスで構えています。一旦読み始めるとグッと読者を自らの世界へと引き込んでいく。時間を忘れて読み進めることができます。
時間の束縛から逃れるための生き方。そして時間の束縛から逃れるとどんな人生がやってくるのか。忙しい社会人に「本当にその生き方で大丈夫かい?」と優しく語りかけてくれる心地の良い1冊です。
これがゆとりの本棚だ
以上5冊を紹介しました。これがゆとりである僕の本棚にある本の一部です。先月読んだ5冊はそのなかでも「一生懸命生きることはやめようよ〜」という脱力的な本が多かったかもしれません(笑)
ただどの本もゆったりとリラックスしながら読める本になってますので、カフェで読む1冊や休日に読む1冊にはピッタリだと思います。
ただゆとりの本棚にもがっつりビジネス書!みたいな感じの本もありますよ!(笑)ゆとりほど何かにすがりたい。道を指し示して欲しい。攻略本のようなものが欲しい。ってことでビジネス書にすがったりするのかもしれないです。
とまぁ初めての書評ブログとなりましたので、まだ内容がまとまってませんがそこはどうかお許しください。意外と本を読むことは好きなのでこれからも定期的に書評ブログも更新していきたいと思います!